夏合宿 in 真庭 Part 1

 8月5日、6日に無事ソロ公演を終え、「ほっと一息」と言いたいところですが、次に向かう私たちは「ほっとばかりもしていられない!」と、本番翌週に恒例M・L・I夏合宿を開催。なんと今回の合宿では、8月11日(金・祝)にWorks-M experiment space「ふたりしずか」の上演のために来岡されていた小暮香帆さんによる特別ワークショップも開催されることとなり、メンバー一同、合宿への期待と少しのドキドキ(笑)を胸に、一路、目的地となる岡山県真庭市へと向かいました。

今回合宿で使用させていただいた体育館は、M・L・I 1年目の夏合宿でも使用させていただいた体育館。

2年ぶりに訪れたその場所は、再びとなるメンバーにも、初めてとなるメンバーにも、なんとも懐かしく感じられ、到着するやいなや、周り山々から聞こえてくる蝉の声、吹き抜ける風を全身で感じながら体育館の床に大の字になってリラックス。これがものすごく、心地よく、全員なかなかそこから動けず。。。

 

そんなリラックスした雰囲気から、そのまま合宿カリキュラムスタート。

合宿初日前半は、脱力することを意識した基礎ワークからスタート。 

体の力を抜くこと。そして、力を抜いた体で動くこと。最小限の力で体を動かすことを意識しながら、体の力を抜くことで生まれる力を動きに繋げていく方法を体で感じ、その感覚を体に覚えさせていきます。

知らず知らずのうちに力が入っている箇所にまず気づくこと。そして、気付いたらとにかく力を抜くこと。

理屈で考えず、体で感じながらひたすら脱力しながら動いていきます。

 

約2時間ほどでこちらのワークは一度終わり、続いては小暮香帆さんによるWSへ。

 

 

これまでも、M・L・I 特別招聘講師として何度かWSをしていただきましたが、今回はなんと小暮さんによる振付・クリエーションWS。小暮さん特有の体の使い方、そして感覚。それらを漏らさずキャッチしようと、メンバー全員が食い入るように小暮さんの動きを見る姿がとても印象的でした。振付された動きは、少しずつ短いセンテンスとなり、数分の小作品へと発展していきます。振付として与えられた動きと感覚を、自分の体に落とし込み、そして再度もらった時の動きと感覚に寄り添わせていく作業。単に動きを覚えるのではなく、その振りを私ならどう踊るかということ。どう踊れば、作家が求めている感覚に近づけるのか。小暮さんの動きに対する的確な体の使い方のレクチャー、そして動いている時の彼女特有の感覚。その二つを自分の体で生み出す作業は難しい、でも楽しいという、まさに振付を踊る醍醐味を感じる時間となりました。 

 

振付・クリエーションWSの後は、合宿カリキュラムに戻り脱力を意識したフロアワークを行いました。 

余分な力は入れずに最大限動くこと。いつもクラスで行っているワークをあらためて本当に自分が意識してできているのか、一つずつ丁寧に確認しながら動いていきます。一日の合宿締めでは、毎年恒例のサーキットタイムに突入。広い体育館を体で感じながらとにかく動く。内にこもらず外へ外へと向かって、ひたすら踊り続ける時間。感じるまま動きに動いたところで一日目のカリキュラム終了。終わった頃には一風呂浴びたような状態に。

 

合宿初日終了後は、こちらも恒例となった温泉&夕食の買い出しへ。

温泉にゆったり浸かり、一日の疲れを癒し、お腹を空かせた状態で最寄りのスーパーへ。

「一人一品料理を作る」というのがM・L・I 合宿でのお決まりなのですが、それは講師も例外ではありません。お店の入り口で解散し、それぞれのお目当てのものを見つけに店内へと散っていきます。他の人が何を作るのか気にしつつ、食材を買い込み、いざ宿泊先へ。振舞われた料理はいずれも美味しく「1年目より腕を上げてる!!」という感想も出ていました。踊ることだけではないM・L・I。こういうところも、進歩します。

夕食後は即興パフォーマンスタイム。建物の中だけではなく、外にも出て、いい場所を見つけ踊る。スタジオでは得られない感覚を得られるとてもいい時間となりました。

 

そして夜は更け、、、二日目へと続いていきます。   (続く)

(田中麻美)