2016年度も後半を迎え、年明けに行われるグループ作品のクリエーションが進んでいる。今年は6名のメンバーの中から三作品の上演となる。一つは男性二人による作品、もう一つは女性のみによる作品、そして全員での作品の三つ。紆余曲折あったもののシンプルな演目構成になったようだ。
ここのところ、クラスは毎回メンバーによるクリエーションのみで進行されているので、私はああだこうだせずに、ただ彼らの創作を眺めているだけである。制作的な部分も含めて、私が意見やアドバイスをすることはまずない。時として意見やアドバイスは、的確であれ、的外れであれ、それを聞く者の自由な思考と創作力に抵触する。まずは、手探りでも良いから自分が何を創りたいのか、そのためにどのような経過を辿るのかを、自身において経験する必要がある。
教わった知識や技術よりも、経験によるそれの方が、重要である。
自分で考えて、切り拓いてゆく力を、育むこと。
今、私に出来ることは、それだけだ。
2017年1月7日に、そのカラダで、多くを学ぶことになるよう。
三浦
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