少し遅れてのご報告になりましたが、ワークショップ・ソロ公演を終え、夏真っ盛りが少し過ぎた9月18日・19日の二日間、M・L・I夏合宿に今年も行ってきました!
いつもと違う広い体育館で集中してのクラス。初日は10時から16時までの6時間、ゆっくり体を立ち上げるところからスタート。
フロアーワークなど基本的な動きをあらためて体で確認。これまで少しずつ変化してきた体や感覚を感じながら動いていきます。そして、普段のクラスではやる機会の少ない一人ずつの即興による動き。「とにかく考えずに体を動かし続ける」というシンプルな条件でとにかく動く。頭で動くことを考えると体と動きに固さとなって現れ、それをすぐに取り払うように、体の動かしたことのないところをみつけて動かし、自分以外のメンバーの動きを見て、面白い!と思った動きを真似してみたり、とにかく動きまくる(笑)。合宿先である真庭は気候的に涼しかったのですが。。。終わる頃には皆汗だくに。メンバー全員がシャワーを浴びたようになったところで初日は終了となりました。
動いた後は近くの温泉で汗を流し、いざ買い出しへ!
MLI合宿では恒例となった、一人一品手料理企画。
必ず一人一品は料理を作り、それをみんなで食べる。
これが、本当に楽しくて美味しい。
全員一度に台所に立てないので、自分の調理順が来るまで出来上がった料理を食べなが待ち、順番が来たら台所へ。
メンバーの作る姿を見ながらその料理を食べ、作ってもらった料理を食べてくれるメンバーを見る。
「作品作りと同じだね」と毎回言い合いながら、出来上がった料理に舌鼓。
こうして1日目の夜が終わっていきました。
翌朝、二日目。
みんな揃って朝ごはんを食べた後は、いざ体育館へ移動です。
二日目は振付を踊る。8月に上演されたソロ小作品集の中からメンバーの作品一つを全員に振付してもらい踊りました。
「振付を踊る」ということがどういうことなのか。振りを動くのではなく踊ること。体に落とし込むこと、何を大切にその動きを踊るのか。大切なものがそこかしこに散らばっている動き一つ一つを丁寧に拾って、体に覚えさせていく。
技術や体の特性、質感、その時の感覚。自分の体にはないものを、自分の体に納めて動きへとつなげていくことがどういうことか。
振りを伝えることも同じで、動き方ではなく動く時の感覚をどう伝えていくか言葉にして伝えることで、自分でもあやふやな部分があることに気づいたり、より動きが固まってきたり。言葉で動くのではないけれど、自分の動きを言葉にすることは大切な作業であることを感じた時間でした。
合宿最後は昨日同様即興で締めくくり。この二日間の合宿で、目に見えて変化したメンバーの体がそこにありました。
これで二日間の合宿は終了。
ソロ公演を終え、合宿を終え、次はグループ作品による公演が控えています。
どんな作品が生まれ、そこにどんな体が立っているのか。まだその姿は見えませんが全員でその日に向かっていきたいと思います。
(田中麻美)
広い体育館。フレームにおさまりません(笑)。
味わいながら
今までに無い
行ったことの無い所を目指して
自分の動きと
終わった後はこんな感じ(笑)。
温泉にも入ってホカホカしてます。
新しい感覚を
そして、美味しい夜ご飯を作る人たち。
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Cristen Vandermark (日曜日, 22 1月 2017 16:49)
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